英語「ジャパンイギリスライブ!」

※ ケーススタディ

「ジャパンイギリスライブ!がなかったらどのように効果的なコミュニケーションを取れば良いかわからなかった。このおかげでコミュニケーションに集中でき、自分たちだけで交流しているわけではないと実感できることが支えとなっています!」

フィル・パルマー校長先生:クロップウェルビショッププライマリースクール(ノッティンガム)

ジャパンイギリスライブ!ケーススタディ:古牧小学校とクロップウェルビショッププライマリースクール

長野県の古牧小学校とノッティンガムシャーのクロップウェルビショッププライマリースクールは交流を始めて今年で9年目となります。古牧小学校の原山秀子先生とクロップウェルビショッププライマリースクールのフィル・パルマー校長先生になぜ、そしてどのようにジャパンイギリスライブ!を使い、固い絆を築いてきたか伺いました。


交流のきっかけ

古牧小学校とクロップウェルビショッププライマリースクールとの交流は、英国にあるホカリル高校のアン・ラジャクマ先生(当時はサウスウォールズ・コミュニティースクール勤務)と長野市の国際親善クラブ、英国日本協会(旧ジャパン21)の協力により始まりました。二校は交流が始まり次第、英国日本協会のアドバイスによりジャパンイギリスライブ!を利用し始めました。 両校の交流は、2004年度から継続しています。


合同プロジェクトとメッセージ交換

古牧小とクロップウェルビショップ校がジャパンイギリスライブ!を利用している重要な理由の一つは、両校の子どもたちに定期的で自由なコミュニケーションを取らせるためです。両校の教師によって決められたスケジュールに沿って、子どもたちはパスワードで保護された「一緒にホームページ」にあるトークボードを使い、メッセージをやり取りしています。メッセージは学校生活からスライムを作るお祭りまで、あらゆるテーマについて語られています!英国日本協会の翻訳チームが全てのメッセージを翻訳してくれますので、クロップウェルビショップの子どもたちは英語でメッセージを書き、古牧小のお友達が日本語で書いた返事の英訳を受け取ることができます。原山秀子先生は、交流にはどうしても言葉の壁が立ちはだかるものの、ジャパンイギリスライブ!では翻訳サービスがあるため、負担を感じることなく交流することができ、長期的に交流を継続しやすい、とおっしゃっていました。


古牧小の子どもたちがトークボードに投稿したメッセージは、左上のように英語に翻訳され、ホームページにアップされています。
古牧小の子どもたちがトークボードに投稿したメッセージは、左上のように英語に翻訳され、ホームページにアップされています。

古牧小の子どもたちがトークボードに投稿したメッセージは、左上のように英語に翻訳され、ホームページにアップされています。

また両校は様々な合同プロジェクトに取り組んでいます。ジャパンイギリスライブ!の「一緒にホームページ」では、子どもたちおよび教師たちが独自の「ホームページ」を作成でき、取り組んだ課題を発表する場として最適です。古牧小とクロップウェルビショップ校の子どもたちは、色彩豊かな写真を用いて学校生活の様々な場面も紹介しあっています。両校は相互に定期的な学校訪問をしていますので、「一緒にホームページ」によって子どもたちは訪問する学校の様子を少し知ることができます。「一緒にホームページ」はいずれのページも英語・日本語のページが存在します。


古牧小学校の子どもたちによって作成された「一緒にホームページ」の英語版

古牧小学校の子どもたちによって作成された「一緒にホームページ」の英語版


なぜジャパンイギリスライブ!を使うのか

「自分や自分の国を紹介すること、そしてそれを楽しむことこそが、これからの国際感覚の育成に役立っていくことは

間違いありません。」

原山秀子先生:古牧小学校

ジャパンイギリスライブ!は、どの国のどの学校にもある時間的制限の中で、有効なコミュニケーションを取ることに役立ちます。言葉の壁を取り除くことで子どもたちは友情を育み、気軽に作品を見せ合ったり日常生活を紹介し合ったりすることができます。トークボードではパートナーから返事がもらえる喜びを体験することが出来ます。素晴らしい交流を育んでいる学校はいずれもそうですが、両校も英国日本協会によって翻訳される定期的な教師間メール(メーリングリスト)だけでなくテレビ会議、郵送、実際の学校訪問など他の方法も利用しています。しかし定期的なコミュニケーションの基本はジャパンイギリスライブ!上の活動にあります。ジャパンイギリスライブ!はパスワードで保護されており、英国日本協会スタッフによって管理されています。英国日本協会スタッフは全ての利用者にいつでもアドバイスやサポートをいたします。

ジャパンイギリスライブ!の「一緒にホームページ」は利用者のプライバシーを守るためパスワードで保護されており、一般には公開されておりません。ご了承ください。